2021.10.27

失われて得たもの

子供の頃から見慣れた浅草寺。

 

インバウンドによるかつての賑わいとは程遠い。

肩と肩がぶつかるほどのあの人混みが、はるか昔の出来事のような錯覚も覚える。

 

けれど、今の方が過ごしやすいし、浅草らしい。

都会では感じえない安心感や匂いが浅草にはある。

 

人影まばらな早朝、石畳を踏みしめる音が聞こえるほどのその静けさの中で、手を合わし、久しぶりにシャッターを切った。

 

モノトーンもわるくない。

 

世界中を一変させた流行の病も、こういう形で古き良き時代を再現してくれた。

 

一息ついたら、またこの街に恩返しをしに行こう。

 

 

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